乳幼児の消化吸収機構の変化に基づいた食物アレルギー発症1次予防の栄養マネジメント
文部科学省
科学研究費補助金(基盤研究(C))
中村学園大学
藤田 守宮崎 瞳藤本 淳馬場 良子松隈 美紀近江 雅代熊谷 奈々佐久間 良子林 辰美有田 久美宮崎 瞳
基盤研究(C)
http://kaken.nii.ac.jp/d/p/18500638.ja.html
各発達段階(妊娠期、胎児期、新生児期、乳飲期、離乳期)における消化管上皮の消化・吸収機構の変化を分子栄養形態学的に検索した結果、食物アレルギー発症機序の初期的段階(経消化管感作、経胎盤感作、経母乳感作)の可能性が示唆された。これらの結果を踏まえ、各発達段階に応じて完全母乳栄養、低分子栄養、低アレルゲン栄養等の栄養マネジメントを行うことにより食物アレルギー発症1次予防が可能になると考えられる。