久山町在住の小中学生全員を対象に、食習慣調査および生活習慣に関するアンケート調査を実施した。対象者は、小学校児童314名(男子153名女子161名)、中学校生徒230名(男子126名、女子104名)で、回収率は小学校68.0%、中学校93.1%であった。日比式による肥満度判定を行った結果、男女ともに「やせすぎ」「やせぎみ」のものが1〜2割、「肥満」「太りぎみ」のものが約2割であった。小学生のエネルギー摂取量は、低学年ではエネルギー過剰傾向がみられたが、中学年、高学年については、ほぼ基準と同程度であった。中学生のエネルギー摂取量は、男女とも食事摂取基準とほぼ同程度であった。また、小・中学生ともに野菜類、果物、いも類の摂取量が少なく、牛乳、乳製品、砂糖、菓子類、油脂の摂取量が多い傾向がみられた。