共同研究・競争的資金等の研究課題

基本情報

氏名 三成 由美
氏名(カナ) ミナリ ヨシミ
氏名(英語) YOSHIMI MINARI
所属 中村学園大学 栄養科学部 栄養科学科
職名 教授

タイトル

児童における魚介類の環境調和型食教育プログラムの開発とその評価

提供機関

文部科学省

制度名

科学研究費補助金(基盤研究(C))

研究機関

 

研究期間(From)

2002

研究期間(To)

2003

担当区分

研究代表者

担当研究者

三成 由美

研究種目

 

形式

URL

研究概要

平成12年度の国民栄養調査結果では、学童期の児童を含む年齢階級別栄養素等摂取量の7〜14歳で、炭水化物が不足し、脂質が摂りすぎの状態になっている。この解決策は、主食である米や穀類摂取の勧めであり、米食の主菜となる魚介類、大豆製品、野菜類などを取り入れた低脂肪の和食を食べることの習慣化だと考えられる。本研究は、魚離れをなくし健康的な食習慣形成の基礎づくりを目指して、米国のGreen, L.Wらが開発した行動変容モデルのプリシード・プロシードモデルを用いて「日本型薬膳を食べて、正しい排便習慣を身につける」食教育プログラムを開発し、その効果について評価した。方法は、F県の小学校の5・6年生の児童を対象に、市街部の1082名と農村部の1183名に魚介類に関する意識・実態調査を行った。その結果、地域差は認められず、児童の66%は魚がおいしいというイメージを持ち、魚は好きな食品であることが示唆された。次に、食教育プログラムは小学校栄養職員、教員の協力によるT. T.を導入し、小学校の総合的な学習の時間や学校給食を活用して、F市のH小学校の5年生の児童84名を対集に2群に分けて、その前後で効果を評価した。その結果、準備因子の実態調査で児童の30%は、きのこ類、大豆製品、海藻類など日本の伝統食を嫌っていることが伺えた。排便習慣では、児童の45.2%が不規則であり、遅寝や朝食欠食など生活リズム...

資金種別

競争的資金

国際共著