共同研究・競争的資金等の研究課題

基本情報

氏名 三成 由美
氏名(カナ) ミナリ ヨシミ
氏名(英語) YOSHIMI MINARI
所属 中村学園大学 栄養科学部 栄養科学科
職名 教授

タイトル

抗炎症、抗酸化機能を有する食品の動脈硬化抑制に関するランダム化比較試験

提供機関

文部科学省

制度名

科学研究費補助金(萌芽研究)

研究機関

 

研究期間(From)

2004

研究期間(To)

2005

担当区分

 

担当研究者

徳井 教孝

研究種目

 

形式

URL

研究概要

一般住民2244名(男767名、女1477名)を対象に生活習慣と炎症反応の関連を検討した。高感度CRPが0.3mg/d1以上を高危険群として、オッズ比を求めると、男性は女性に比べ、1.7(95%信頼区間:1.22-2.45)と高い値を示した。また、喫煙者は非喫煙者に比べ1.8(1.07-2.99)と有意に高いリスクがみられた。運動では、毎日運動している者に比べ、週1回の者は1.7(0.94-3.17)と高いリスクを示したが有意な関連はみられなかった。肥満についてみると、BMIが25以上の者はBMIが21から25未満の者に比べ、1.7(1.14-2.58)と有意なリスクの高まりがみられた。次に血清脂質との関連をみると、総コレステロールが240mg/d1以上の者はそれ未満の者に比べ、1.0(0.61-1.51)と関連はみられなかったが、HDLコレステロールでは、40mg/d1以下の者はそれを超す者に比べ、2.6(1.48-4.65)と有意に高いリスクが認められた。以上から、肥満、喫煙、低HDLコレステロールは炎症の危険因子であることが判明した。次に一般住民140名の参加を得て、柿茶味噌による抗炎症作用を検討するランダム化試験を行った。参加者に対してインフォームド・コンセントを行い、無作為に味噌だけの群(A群)47名、味噌とオリゴ糖の群(B群)46名、味噌とオリゴ糖と柿茶の群(C群...

資金種別

競争的資金

国際共著