「昔の遊び(鬼ごっこなど)」が現代の幼児・子どもの運動能力の形成に果たす役割
文部科学省
科学研究費補助金(基盤研究(C))
精華女子短期大学->京都橘大学
口野 隆史黒川 哲也鐘ヶ江 淳一中島 憲子海野 勇三山田 朋子黒川 哲也鐘ヶ江 淳一
基盤研究(C)
http://kaken.nii.ac.jp/d/p/19500518.ja.html
本研究の仮説は「昔の遊び(鬼ごっこなど)」を多く行う子どもたちは、それをあまり行わない子どもたちよりも、運動能力がより高くなるというものであった。しかし実際の保育園や幼稚園では、その2種類の園が存在するわけではない。そこで、より鬼ごっこなどが行いやすい園庭の広い保育園とその条件の整いにくい園庭の狭い保育園での比較を試みた。絵を用いた運動動作の認識調査については、大きな差は見られなかった。しかし面接調査の結果では、子どもの行う鬼ごっこの種類や、追う・逃げるなどの動きについての認識に差が見られた。