ITを活用した学習場面における集中度と行動分析に関する検討−小学校5年社会科でのITを活用した授業の分析から−
山本朋弘清水康敬
小学校5年社会科において,ITを活用した授業を3台のビデオカメラで撮影し,映像同期システムを用いて3つの記録映像を同期させて再生しながら児童の集中度と学習行動を評価し,ITを活用している場面とそうでない場面との集中度等の変化を測定した.その結果,ITを活用している場面で,児童の集中度が有意に高い結果となった.児童の学習行動では,活用していない場面に比べ,活用している場面で能動的な行動が有意に多くなることを示した.
日本教育工学会論文誌
日本教育工学会
10.15077/jjet.KJ00004964214
https://doi.org/10.15077/jjet.KJ00004964214http://ci.nii.ac.jp/naid/110006794665http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11964147http://id.ndl.go.jp/bib/8657122