小学校外国語活動のためのテレビ会議システムの運用と評価
森本容介山本朋弘清水康敬
小学校での外国語活動の必要性が唱えられているが,十分な数の外国語補助教員(ALT)の確保は容易でない.そこで,インターネット等を利用した遠隔教育によりALTの不足を補うことの実現性や有効性を検証するために,ソフトウェア型のテレビ会議システムを用いて,遠隔地の小学校へ英語の指導を実施した.平成18年度は7校,平成19年度は10校の,のべ17校において,2年間で170回の遠隔授業を実施した.小学校教員に対する質問調査を行い,本システムの利便性や経済的負担の軽減につながることを示した.
日本教育工学会論文誌
日本教育工学会
10.15077/jjet.KJ00007086693
https://doi.org/10.15077/jjet.KJ00007086693http://ci.nii.ac.jp/naid/110008506695http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11964147http://id.ndl.go.jp/bib/11004553