保育所幼児保護者における栄養摂取、生活習慣、排便習慣と腸内細菌叢との関連
宮原葉子,三成由美,西野愛矢,向坂幸雄,大仁田あずさ,徳井教孝.
本研究では子どもを保育所に通わせている保護者の食生活、日常生活リズムなどの生活習慣および排便習慣と腸内細菌叢との関連について検討した。早起きをしている者や早い朝食時間の者、ビタミンKを多く含む納豆摂取頻度が高い者では有用菌であるBifidobacterium属の占有率が高かった結果から、腸内環境を良好に保つためには、規則正しい日常生活リズム、納豆を食事に取り入れることが有効であると示唆された。
日本食生活学会誌