本研究の目的は、日本の栄養士および管理栄養士養成施設で英語のカリキュラム開発に携わる教職員の英語教育に対する意識を調査し、今後のカリキュラム・教材開発への提言をすることである。日本の管理栄養士・栄養士養成学科において、英語教育を担当をしている教員または、学科の教務やカリキュラム立案を担当している専門教員(いずれか1名)、または職員とし、調査方法は調査票を郵送し、郵送回収とした。発送数300か所中、回収数139サンプル (回収率:46.3%)その結果、英語教員と専門教員とで、栄養系学生の英語ニーズに関する意識が全く異なること(前者は食文化の理解、後者は論文が読める英語能力)が明らかになった。