摂食・嚥下障害とその対策
近江雅代鷲尾昌一
質の高い病態に応じた適切な栄養療法を行うことは、患者の栄養状態の改善を導き、患者のQOLの向上をもたらす。また、できる限り、口から食物を摂取し、患者が「食べる」ことの喜びを感じることのできる栄養管理が望まれる。本稿では①先行期、②準備期、③口腔期、④咽頭期、⑤食道期における障害の特徴と栄養的対策について、解説する。
聖マリア学院大学紀要
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