丸体キュウリにおける大腸菌O157ならびにSalmonella Enteritidisの消長および殺菌方法の検討
古田宗宜小田隆弘近江雅代稲益建夫
キュウリではO157やS.Enteritidisはピリ様物質や他の菌と強く付着しバイオフィルム化することで長期間温存される。キュウリでのO157の殺菌法を検討した結果、非加熱殺菌法として殺菌剤と超音波処理の併用では多少の効果が得られたが、バイオフィルム化したO157を消失させるには至らなかった。加熱殺菌法として、100℃10秒の加熱処理を行うことでO157を消失させることができた。
防菌防黴
日本防菌防黴学会
http://ci.nii.ac.jp/naid/10014491535http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00224774http://id.ndl.go.jp/bib/7277338http://search.jamas.or.jp/link/ui/2005166807