グルタチオンと筋傷害に関する栄養形態学的研究
近江雅代山元寅男
第32回日本臨床電子顕微鏡学会総会
日本臨床電子顕微鏡学会
北九州市
10%大豆タンパク質(SPI)あるいは0.3%メチオニン添加(SPI+Met)で飼育し、グルタチオン濃度(GSH)と筋傷害の関係を検討した。SPI群のGSHはSPI+Met群の約1/4で、大胸筋では広範囲にわたるZラインストリーミングが毛細血管周辺に観察され、細胞内のGSH減少が筋傷害と密接な関係にあり、Met添加により、筋傷害は若干抑制される。