低タンパク栄養による筋組織および肝臓の傷害とその修復
近江雅代山元寅男
第33回日本臨床電子顕微鏡学会総会
日本臨床電子顕微鏡学会
長崎市
低タンパク(LP)栄養により、筋肉・肝臓に生じた傷害が栄養改善により修復するか、検索した。変更2週後、体重は急激に増加、低アルブミン血症と脂肪肝は早急に改善したが、筋傷害は観察された。しかし、変更4週では殆ど消失したことから、栄養状態の改善によりLP栄養状態はかなり修復されるが、筋傷害修復には時間を要する。