高脂肪食摂取の食後血糖、インスリン反応に及ぼす影響
古賀里利子伊藤和枝大和孝子近江雅代坂田利家
第57回日本栄養・食糧学会大会
日本栄養・食糧学会
福岡市
脂肪酸組成の違いが血糖・インスリン反応に及ぼす影響について検討した。食事の脂肪エネルギー比率は30%、通常の脂肪酸食(F30)と高飽和脂肪酸食(FB30)とした。F30食負荷後では血糖、インスリンのいずれも変化はみられなかったが、FB30ではインスリンが有意に高値を示した。従って、高飽和脂肪酸の摂取はインスリン抵抗性を惹起する。