女子学生の月経前症候群に影響を及ぼす食事因子
森口里利子今井克己岩本昌子近江雅代中園栄里津田博子
第63回日本栄養改善学会学術総会
日本栄養改善学会
青森市
女子学生の月経前症候群(PMS)に影響を及ぼす食事因子を検討した。「栄養関連学科女性3世代研究」のデータを使用、対象者は3469名、回顧的月経困難質問票(MDQ)を用いた。MDQの得点は月経前が有意に高く、穀類、菓子類、豆類、酒類の摂取量が多いほどPMS症状の強いことが示唆され、PMSの予防・改善には菓子類等の嗜好品の過剰摂取を避けることが重要である。