保育内容言葉にかかわる児童文化財であり、言語表現教材のひとつである紙芝居について、対象年齢別の特徴とその独自の有用性について論じた。特に、場面数・語りの人称・話法といった言語的特徴、人間関係の在り様・登場する事物・物語の主題といった心理学的特徴等、いずれにおいても子どもの発達過程に即したものとなっていることを指摘し、その点を踏まえた幼児教育・保育の現場における活用がなされる重要性を説いた。
【執筆担当箇所】共同研究につき執筆担当頁抽出不可・主に年齢別の紙芝居の言語学的特徴についての箇所の執筆を担当した