2017度より開始した「保育所実習研究A」と「教育課程総論」での学修を基盤とした「保育内容総論」との科目間連携の取り組みにおける模擬保育のねらいと内容に見える学生の保育観の変容に注目し詳述した。初期段階においては明示的な指示を伴う「保育者主導型」の保育に陥りがちだった学生の保育観が、模擬保育の回を重ねるにつれ、環境を通し活動の展開とねらいの達成とめざす「子ども主体型」の保育へと変容していく経過を報告した。(執筆担当箇所;共同研究につき執筆担当頁抽出不可・主に「保育所実習研究A」に関する箇所を執筆)