MISC

基本情報

氏名 竹嶋 美夏子
氏名(カナ) タケシマ ミカコ
氏名(英語) MIKAKO TAKESHIMA
所属 中村学園大学 栄養科学部 フード・マネジメント学科
職名 准教授

題名

アポEノックアウトマウス血清リポタンパク質の脂質,タンパク質組成の分析

単著・共著の別

 

著者

竹嶋 美夏子
竹重 佳央里
原 孝之

担当区分

 

概要

アポEKO(アポEノックアウト)マウスの動脈硬化形成の機序を解明する目的で,アポEKOマウスの血清からカイロミクロン(CM)+超低密度リポタンパク質(VLDL),低密度リポタンパク質(LDL),高密度リポタンパク質(HDL)を分離精製し,それぞれの画分の脂質組成とタンパク質組成について正常マウスと比較し,以下の結果が得られた。1.アポEKOマウスの血清総コレステロール(Chol)は正常マウスに比べ約7倍,トリグリセライド(TG)は約3倍高かった。2.アポEKOマウスのCM十VLDLとLDLのChol+TG/リン脂質比は,それぞれ正常マウスの2,0倍,3,2倍に増加し,アポEKOマウスのCM+VLDL,LDL粒子内に正常マウスの2〜3倍の脂質を含んでいた。3.SDS一電気泳動によるタンパク質組成の分析から,アポEKOマウスではアポEが検出されないことが確認された。アポEKOマウスのLDLにはアポB-100よりもアポB-48が多く存在し,正常マウスとは逆であった。また,アポEKOマウスのLDLには正常マウスではみられないアポA-I,アポA-IVが存在していた。脂質化学組成,タンパク質組成の分析からアポEKOマウスでは正常マウスと比べてCM+VLDLとLDLに質的異常が見出された。アポEKOマウスの動脈硬化形成はHDLではなくCM+VLDLとLDLの質的異常に関連することが示唆された。

発表雑誌等の名称

中村学園大学・中村学園大学短期大学部研究紀要

出版者

中村学園大学

38

 

開始ページ

209

終了ページ

215

発行又は発表の年月

2006-03-15

査読の有無

無し

依頼の有無

無し

記述言語

日本語

掲載種別

 

国際・国内誌

 

国際共著

 

ISSN

 

eISSN

 

DOI

 

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形式

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