共同研究・競争的資金等の研究課題

基本情報

氏名 竹嶋 美夏子
氏名(カナ) タケシマ ミカコ
氏名(英語) MIKAKO TAKESHIMA
所属 中村学園大学 栄養科学部 フード・マネジメント学科
職名 准教授

タイトル

動脈硬化予防に果たす女性ホルモンの役割と食事因子―ノックアウトマウスによる検討

提供機関

文部科学省

制度名

科学研究費補助金(基盤研究(C))

研究機関

中村学園大学

研究期間(From)

2000

研究期間(To)

2002

担当区分

連携研究者

担当研究者

原 孝之
竹嶋 美夏子
原田 信広

研究種目

基盤研究(C)

形式

URL

研究概要

閉経後の女性では、閉経前の女性と比べて、心筋梗塞や動脈硬化などの循環器疾患の発症率が有意に高いことがよく知られている。閉経後の女性では女性ホルモンのエストロゲンの低下が著しく、これが動脈硬化の病因であると理解されてきた。エストロゲンは男性ホルモンのテストステロンを基質として、卵巣などの生殖器官に存在するアロマターゼと呼ばれるチトクロームP-450酵素の触媒によりつくられる。平成12・13年度の検討によって、アロマターゼ遺伝子をノックアウトしたマウスに高コレステロール食を4ヶ月間与えても、動脈硬化を発症することができないことがわかった。マウスは元来動脈硬化を発症しにくい動物であり、エストロゲンの欠如だけでは動脈硬化発症には至らないものと思われた。そこで、平成14年度には、自然発症的に動脈硬化をきたすアポEノックアウトマウスを購入し、アロマターゼ遺伝子とアポE遺伝子の両遺伝子をノックアウトしたダブルノックアウトマウスの作成を試みている。イソフラボンを含む大豆たんぱく質には、抗動脈硬化作用があることが知られている。さらに平成14年度には、水に抽出したSPIをカラム処理することによって、イソフラボンを除いたIF-SPI(Isoflavone-Free SPI)を調製した。アポEノックアウトマウスをSPI又はIF-SPIを含む飼料で飼育し、イソラフボンに抗動脈硬化作用があるか検討した。...

資金種別

競争的資金

国際共著