共同研究・競争的資金等の研究課題

基本情報

氏名 竹嶋 美夏子
氏名(カナ) タケシマ ミカコ
氏名(英語) MIKAKO TAKESHIMA
所属 中村学園大学 栄養科学部 フード・マネジメント学科
職名 准教授

タイトル

動脈硬化を予防する食事因子-女性ホルモン合成酵素・アポE欠損マウスによる検討

提供機関

文部科学省

制度名

科学研究費補助金(基盤研究(C))

研究機関

中村学園大学

研究期間(From)

2004

研究期間(To)

2006

担当区分

連携研究者

担当研究者

原 孝之
原田 信広
竹嶋 美夏子

研究種目

基盤研究(C)

形式

URL

研究概要

エストロゲン合成酵素であるアロマターゼ遺伝子をノックアウトしたマウス(ArKOマウス)では血清のエストロゲンが検出されない。メスでは卵巣の発達に異常があり、オス、メスともに脂肪肝が観察される。このため、エストロゲンに依存する動脈硬化研究のモデル動物として期待が持たれている。これまでの検討から、ArKOマウスを高コレステロール食で飼育しても正常マウスと同様に動脈硬化になりにくいことがわかった。マウスは血清にHDLを多く含むラット型の動物であり、ヒトやウサギのようにHDLを多く持たない動物のようには動脈硬化にならない。このために女性ホルモンがないArKOマウスにおいても、非常に動脈硬化を起こしにくいものと思われた。以前からHDLに含まれるアポE遺伝子をノックアウトしたマウス(ApoEKOマウス)は普通食で飼育してもアテローム性動脈硬化症を起こすために動脈硬化のモデル動物として知られている。そこで、ArKOマウスとApoEKOマウスをかけあわせて、ダブルノックアウト(DKO)マウスを作出し、エストロゲンの有無が動脈硬化にどのように働くかを検討した。DKOマウスの血清総コレステロール値は、♂、♀につき、♂1368±638mg/dl (n=8)、♀704±245mg/dl. (n=7)であった。血清トリグリセリド値は。♂、♀につき、969±869mg/dl (n=8)、♀251±121...

資金種別

競争的資金

国際共著