局所的ポテンシャルと最小点追跡を用いた手書き漢字文字列の切り出し
姉川 正紀鶴原 光輝中原 彰黒田 英夫宮原 末治
認知科学の分野において,人間の主観的(感覚的)な処理結果と比較的良く一致する“視覚の誘導場”が提案されている.従来,視覚の誘導場を利用した手書き漢字文字列からの文字切り出し手法が提案されているが,文字の重なりや接触等に弱いといった問題点がある.本論文では,これらの問題を解決するために,人間の視点移動を模倣した“局所的ポテンシャル閾値法”と接触文字を高精度に分割可能な“誘導場最小点追跡法”を新たに提案する.
長崎大学工学部研究報告
長崎大学
http://ci.nii.ac.jp/naid/110000203501https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200902109160532983http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00178418