中学校美術科教育における美術館の活用 (第44回日本美術教育研究発表会) -- (A群の部 理論・実践研究論文)
姉川 明子姉川 正紀
現在の美術科の中学校学習指導要領には、“美術館・博物館等の施設や文化財等を積極的に活用するようにすること”とある。しかし、地方の一般的な中学校においては、予算・時間・人員等の問題から、なかなか美術館の活用ができない状況である。 本研究では、一般的な中学校の美術科の授業で「美術館の活用」を行うため、美術館での教育普及活動に関する現状・中学生の美術館に対する意識の2つの調査を行った。その結果をもとに、今後実践可能な、中学校美術科での「美術館の活用」の方向性を見出すことを目的とする。
日本美術教育研究論集 = Japanese journal of art education
日本美術教育連合
http://ci.nii.ac.jp/naid/40020457535http://id.ndl.go.jp/bib/026378451