特徴抽出・選択機能を用いた文字認識における前処理
姉川 正紀志久 修中村 彰
平成5年度 電気関連学会九州支部連合大会 論文集,p.741
鹿児島大学 教養部
本論文では,手書き漢字等を人間の視覚系を模倣した特徴抽出・選択機能を用いて,前処理(大分類)をおこなう手法を新たに提案する.具体的には,漢字の偏と旁等といった具合に,前処理(大分類)をおこなう事によって,その後の認識処理の負担が減少する.実験の結果,本手法が漢字の前処理(大分類)に有効である事が分かった.