著者が所属する大学・学部では、zoom等のオンライン授業では無く、教材をダウンロードして課題を提出する等のオンデマンド 形式 授業が多くを占めた。この際、授業の出席確認は、毎回の課題(レポート等)の提出が必要となった。したがって、 学生は 例年に比べて、多くの課題の作成を通して、必然的に PCによるタイピングをおこなっていると考えられる。
本調査では、この様な状況の下で、学生のタイピング能力にどの様な変化が生じたのかを報告する。また、昨年度の課題であった、スマートフォン等のフリック入力との比較検討もおこなう。