多様な修飾ヒストンのライブラリー化に向けた基本技術の開発
日本学術振興会
科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
末武 勲川上 徹
挑戦的萌芽研究
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15K14418/15K14418seika.pdf
これまでに、タンパク質は化学修飾されることが知られている。その機能を分子的に理解するには、修飾されたタンパク質を用意する必要がある。近年、化学修飾が遺伝子発現など重要な機能に関与するとされ、しかも分子量が小さい核タンパク質であるヒストンに注目した。本研究計画中に、ユビキチン化ヒストンの合成法を確立した。この修飾ヒストンが、他のエピジェネティクス制御であるDNAメチル化を維持する活性を見出し、新制御系を報告することができた。