遺伝子発現制御の分子機構の解明を目的とした修飾ヒストン合成法の開発
日本学術振興会
科学研究費助成事業 基盤研究(B)
大阪大学
相本 三郎田嶋 正二川上 徹末武 勲
基盤研究(B)
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-18310145/18310145hyoka.pdfhttps://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-18310145/18310145seika.pdf
修飾ヒストン合成法の開発を目的とし、修飾アミノ酸の大量合成法の検討、修飾アミノ酸含有ヒストンテイルの合成を実施した。修飾ヒストンテイルを用いた研究からメチル化酵素複合体の活性発現機構の解析を行い、従来提案されている機構は再考されるべきとの結論を得た。全長ヒストン合成法について検討し、目的とした全長9Lys(Me_3)ヒストンH3の分子質量を観測することが出来た。さらなる合成効率の向上を目的として合成法の再検討を実施した。