e-Learning 学習プロセスに存在するネットワークの数理的特性とその教育工学的意義
情報処理学会 教育学習支援情報システム研究グループ(CMS研究会)第4回研究会
これまでに複雑ネットワーク理論を応用したe-Learning 学習過程に関する数理的な分析手法を提案しているが,本稿では従来研究をさらに発展させ, e-Learning におけるコミュニケーション活動を何らかの知識形成のプロセスであるととらえるならば,知識転移プロセスや知識伝達プロセスと学習者が形成するコミュニケーションのネットワーク構造の間には興味深い特色を見ることができるといった結果を得ている。