複数のデータに基づく多面的な学習履歴情報分析について
日本教育工学会第29回全国大会
LMSやSNS,ePFといった学習支援環境に蓄積されるデータは,分析・可視化を通じて学習の改善に役立てることや,学習についてのモデルを構築し検証するための基盤として活用することが可能である。また,アンケートのような学習者の主観も学習について重要な情報源となる。それぞれのデータは学習についての異なる側面を対象としているが,これらを組み合わせることにより学習者の振る舞いについて多面的で有機的な把握が可能になると期待できる。ここではそれぞれの 分析手法と組み合わせについての考え方を紹介する。