SNSの一つであるLINEは若年層だけでなく幅広い年齢層で利用されている。LINEのビジネス向けのアカウントの一つであるLINE@は,小規模店舗,自治体等の情報発信の一手段として利用が急増しており,大学においてもここ数年でアカウントの開設が進んでいる。しかしながら,本来LINEは双方向のコミュニケーションツールであるにも関わらず,大学の公式アカウントは一方的な情報発信のみの利用となっているものが多い。本学でもLINE@を運用しており,クイズによる学習機能と柔軟な自動応答を特徴としているが,自動応答により適切に回答ができないことがある。状況に応じて担当者が迅速に手動で回答することが望ましいが,自動応答機能を実装しているために個別の回答が容易ではない。そこで,自動応答を基本としつつ担当者が手動により簡単に回答できる機能を構築した。