複数の種類の授業支援システム(LMS)に蓄積されている学生の学習履歴を解析し,その学習プロセスを可視化するツール(VisP)を作成し,授業可視化の方法論を提案した.これらの成果を国内外の学会・研究会で発表し,さらに,「可視化シンポジウム」を開催することを通して,LMS に蓄積されている学習履歴を使った「授業の可視化」の意義を国内外の学会に浸透させた.その結果,2008 年にEducational Data Mining (教育分野におけるデータマイニング)の国際学会が発足し,毎年,授業の可視化に関連する国際会議が開催されるようになった.