象徴体系の発達における基礎研究比較 —シンボリズムと絵画表現に関する研究Ⅰ—
古賀和博
児童美術に見られる象徴体系(symbolism)をテーマに、絵画の発達段階に関する区分についての過去の主要な研究を比較した。順序性や抑圧の時期の存在に共通点が認められた。また、象徴期が創造性の黄金時代とも呼ばれ、児童画ならでは、の表現の豊かさを生んでいることなどを考察した。
造形教育九州学会誌
造形教育九州学会