写真表現における臨場感の再生について —ピクチャープレインとは何か—
古賀和博
美術史における遠近法表現の発達と、その過程で出現した立体視の起源について調べたものをベースに、透視図法で用いられるピクチャープレインと現代の写真表現におけるフレーミングとの類似点を論じた。また、写真による立体視の可能性を考察し、より臨場感のある再生方法を提案した。
造形教育九州学会誌
造形教育九州学会