共同研究・競争的資金等の研究課題

基本情報

氏名 岩田 京子
氏名(カナ) イワタ キョウコ
氏名(英語) KYOKO IWATA
所属 短期大学部 キャリア開発学科
職名 教授

タイトル

成人英語学習者における目標到達支援プログラムの構築に関する研究

提供機関

文部科学省

制度名

科学研究費補助金(萌芽研究)

研究機関

帝京大学福岡短期大学->中村学園大学短期大学部

研究期間(From)

2003

研究期間(To)

2004

担当区分

研究代表者

担当研究者

岩田 京子

研究種目

萌芽研究

形式

URL

研究概要

文部科学省の「英語の使える日本人」構想など、学校教育機関における英語教育への期待は依然にも増して高く、児童、生徒、学生など青少年の英語学習者を対象とした研究も盛んに行なわれてきた。しかし、一方で、「学校」を卒業した成人の英語学習者についての研究は少ない。英語が生涯学習としても定着し、グローバル化が進むなかで、成人の英語学習の現状と、そこから見える課題をまとめることが、本年度の研究のひとつの目標であった。成人英語学習をとりまく現状として、(1)日本人の英語観、(2)企業における英語政策、(3)商業化、IT化された英語学習、の3点が大きな特徴としてあげられる。日本人の英語観については、多くの言説がある。そのほとんどが、否定的なもので、日本人のメンタリティや歴史観に関連したものであることがわかった。企業において、TOEICのスコアを昇進や昇格の条件にしたり、スコアの伸長に報奨金を出したりと、TOEICを使った「アメとムチ」の英語政策を行なっている。成人の英語学習は、市中の英会話学校や書籍など商業化されており、また、近年のIT化は学習手段の多様化をもたらした。上記の現状を肯定的に考慮し、成人英語学習の課題をまとめた。すなわち(1)学習ニーズの多様化、高度化、顕在化への対応、(2)学習環境の整備、(3)学習支援者の創出である。成人英語学習者の今日的ニーズを把握し、それに対して、適切な学...

資金種別

競争的資金

国際共著