(背景)
高齢2型糖尿病患者の健康寿命延伸には,サルコペニアやフレイルに対し早期からの予防,改善が重要である.
(目的・方法)
五島市に居住する高齢2型糖尿病患者18例に対し,体組成測定(TANITA MC-780A-NⓇ),運動機能評価
(TANITA zaRitz BM-220Ⓡ),食事調査を行い,個別化された栄養及び運動指導を8週おきに2回行った.
16週後の体組成, 運動機能, 血液生化学検査の変化を検討した.
(結果)
研究が終了した12例の脚点(84.0→84.5,p=0.037),筋質点数(42.0→53.0,p=0.003),
総合得点(63.5→76.5,p=0.004),動作安定時間(1.26→1.05,p=0.028),
スピード判定(2.0→3.0,p=0.024),バランス判定(1.0→2.5,p=0.030)で有意に
改善したが,筋肉量や体脂肪率,パワー判定,HbA1cは変化がなかった.
(考察)
個別化した食事・運動指導が身体機能の改善に有効であることが示唆された.
全症例の解析を実施し報告する.