講演・口頭発表等

基本情報

氏名 河手 久弥
氏名(カナ) カワテ ヒサヤ
氏名(英語) HISAYA KAWATE
所属 中村学園大学 栄養科学部 栄養科学科
職名 教授

タイトル

離島に居住する高齢2型糖尿病患者に対し,個別化された多様な食品摂取および運動を指導した効果

講演者

花村衣咲、野中文陽、橋本和子、上条将史、村瀬邦彦、前田隆浩、河手 久弥

会議名

第63回日本糖尿病学会年次学術集会

発表年月日

開催年月日(From)

2020/10/05

開催年月日(To)

招待の有無

無し

記述言語

日本語

国名

会議区分

国内会議

国際共著

会議種別

口頭発表(一般)

主催者

開催地

WEB開催

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形式

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無償ダウンロード不可

概要

(背景)
高齢2型糖尿病患者の健康寿命延伸には,サルコペニアやフレイルに対し早期からの予防,改善が重要である.
(目的・方法)
五島市に居住する高齢2型糖尿病患者18例に対し,体組成測定(TANITA MC-780A-NⓇ),運動機能評価
(TANITA zaRitz BM-220Ⓡ),食事調査を行い,個別化された栄養及び運動指導を8週おきに2回行った.
16週後の体組成, 運動機能, 血液生化学検査の変化を検討した.
(結果)
研究が終了した12例の脚点(84.0→84.5,p=0.037),筋質点数(42.0→53.0,p=0.003),
総合得点(63.5→76.5,p=0.004),動作安定時間(1.26→1.05,p=0.028),
スピード判定(2.0→3.0,p=0.024),バランス判定(1.0→2.5,p=0.030)で有意に
改善したが,筋肉量や体脂肪率,パワー判定,HbA1cは変化がなかった.
(考察)
個別化した食事・運動指導が身体機能の改善に有効であることが示唆された.
全症例の解析を実施し報告する.