MISC

基本情報

氏名 鵜崎 清貴
氏名(カナ) ウザキ キヨタカ
氏名(英語) UZAKI KIYOTAKA
所属 中村学園大学 流通科学部 流通科学科
職名 教授

題名

アントレプレナー・ベンチャーにおけるコーポレート・ガバナンス

単著・共著の別

 

著者

鵜崎 清貴

担当区分

 

概要

近年、コーポレート・ガバナンスが盛んに議論されるようになった。本稿では、企業が新規株式公開を行う際、「所有と経営が分離されている」企業と「分離されていない」所謂アントレプレナー・ベンチャー(Entrepreneurial Venture)では、どのようにコーポレート・ガバナンスが異なるのかを考察する。ここでは、2000年-2003年JASDAQ新規登録企業のうちの277社のデータを用い、コーポレート・ガバナンスの代理変数として、種々の財務データーを用いて、IPO時の「所有と経営が分離した企業」と「所有と経営が一致した企業」におけるコーポレート・ガバナンスの相違がいかに当期純利益に影響を及ぼすかを考察した。オーナー一族が発行済株式数50%以上保有のアントレプレナー・ベンチャーにおいて、当期純利益の変動を説明する要因は、経過年数、売上高、純資産額そして総銀行株式数比率が有意となった。総銀行株式数比率が多ければ、銀行からの指導が強くなり、その結果として当期純利益が多くなると考えられる。つまりオーナー一族が発行済株式数50%以上保有のアントレプレナー・ベンチャーにおいて、コーポレート・ガバナンスが株主の価値に良い影響を及ぼしたと考えられる。

発表雑誌等の名称

大分大学経済論集

出版者

大分大学

第56巻第5号

5

開始ページ

53

終了ページ

65

発行又は発表の年月

2005

査読の有無

無し

依頼の有無

無し

記述言語

日本語

掲載種別

 

国際・国内誌

 

国際共著

 

ISSN

 

eISSN

 

DOI

 

Cinii Articles ID

 

Cinii Books ID

 

Pubmed ID

 

PubMed Central 記事ID

 

形式

無償ダウンロード

JGlobalID

 

arXiv ID

 

ORCIDのPut Code

 

DBLP ID