幼児教育における安全管理に関する授業実践―看図アプローチからの新たな学び
仲村彩・山下雅佳実
保育士養成課程における安全管理に関する授業に看図アプローチを導入し、学生の学びに与える効果を実践的に検討した。園庭や保育室といった幼児環境の写真をビジュアルテキストとして提示し、学生がテキストに描かれた構造や潜在的危険を読み取り、互いに考察を深める授業を実施した。その過程で、見逃しやすい安全課題に対する気づきや、多角的視点からの課題検討が促進され、実践的な理解深化が確認された。
全国看図アプローチ研究会研究誌