創造性を育むツールとしての看図アプローチ―絵本づくり授業実践の報告―
石田ゆき・山下雅佳実・鹿内信善
看図アプローチに基づき、理学療法・作業療法専攻の大学2年生57名を対象に、絵本づくりを通じた授業を実施した。授業は①協同学習によるビジュアルテキスト読解の演習、②その後の個人制作による絵本作成の2コマ構成。学生はキャラクター「きゅうちゃん」を使い自由なストーリー作りに挑戦し、医療・心・友情など多様なテーマの作品を生み出した。参加者による相互評価から、創造力や自己表現力の育成効果が示された。
全国看図アプローチ研究会研究誌