乳児保育Bにおける音楽教育の可能性-科目間連携による教育プログラムの開発の試み-
吉岡亜砂美山下雅佳実
日本保育文化学会第6回大会
日本保育文化学会
長野県立大学
本研究の目的は、保育者養成校に在籍する学生の乳児期の音楽(音)教育に関する専門的知識および教育実践能力の獲得を目指した教育プログラムを開発することである。乳児期にとって音は重要な役割を果たしており、保育者養成校においてもわらべうた等の重要性は確認されて久しい。しかし、子どもの音楽性の発達に関する授業や教育方法についてはいまだ確立していない。そこで、乳児保育と器楽教育担当の教員が科目を超えて連携し、乳児期の音楽性の発達を視野に入れた「音遊び」プログラム開発を試みたため、ここに報告する。