共同研究・競争的資金等の研究課題

基本情報

氏名 中島 憲子
氏名(カナ) ナカシマ ノリコ
氏名(英語) NORIKO NAKASHIMA
所属 中村学園大学 教育学部 児童幼児教育学科
職名 准教授

タイトル

学校体育・スポーツがスポーツ観形成およびスポーツ価値意識に及ぼす影響

提供機関

文部科学省

制度名

科学研究費補助金(基盤研究(C), 基盤研究(C))

研究機関

中村学園大学

研究期間(From)

2010

研究期間(To)

2012

担当区分

研究代表者

担当研究者

中島 憲子
海野 勇三
鐘ケ江 淳一
口野 隆史
黒川 哲也

研究種目

基盤研究(C), 基盤研究(C)

形式

URL

研究概要

研究2年目にあたる平成23年度は、現地(国内・国外)調査体制の整備に加え、第一次調査の実施(日本にて)及び「スポーツ観(スポーツ価値意識、スポーツ像)」調査票の最終検討を行うこととした。そのために第一に、外国調査として、韓国の共同研究者(釜山・釜山大学校:黄教授)、(東亜大学校=姜教授)を訪問、また国内調査においては、学会時に協力依頼を行う関係者への調査依頼の手続きを行った。そして第二に、2007年および2009年に第一次調査として実施した「スポーツ観」調査を基に、「日本の大学生におけるスポーツ観形成の実態」と題して、3本の学会報告を行った(九州体育・スポーツ学会:名桜大学)。そこでは、研究Iとして尺度作成の検討を行い、研究IIとして、その尺度を用いてクラスター分析を行い、四つのスポーツ価値意識のタイプ(文化的価値肯定型、有用性懐疑型、陶冶性懐疑型、文化的価値懐疑型)を析出した。またスポーツ像については、12カテゴリーにわたるスポーツ像を作成し、各カテゴリーで得られた得点をもとに、スポーツの価値意識タイプ別、勝利志向型、組織的スポーツ活動経験の有無、在籍パターン別に分析を行った。以上の分析を行った結果、多くの成果と課題が得られた。例えば、スポーツ価値意識に対して男女間に有意な差は認められなかったが、組織的スポーツ活動経験の有無別にみると、日常的有用性因子において、活動経験の有...

資金種別

競争的資金

国際共著